細木番組は無法地帯に存在する [細木数子]
警察は、霊感商法に対して腰が重い。
これには理由がある。
霊感商法における違法行為は、あるとすれば、ほとんどの場合、詐欺罪が考えられる。
しかし、詐欺罪の適用は現実的には難しい。
「霊能力」というものが未知の世界であるからとも言えるが、詐欺罪そのものの立件が難しいからである。
詐欺罪を逃れる方法は色々あるが、悪用する者がいるといけないのでここでは触れない。
今まで、霊感商法として摘発された事件は、ワイドショーや週刊誌などのマスコミに取り上げられてからという場合が多い。
警察が本気で摘発しようとすると、多くの人員と時間を割かなければならないため、霊感商法に対しては及び腰になってしまう。
これが現実で、警察だけの問題とは言えない。
警察は「行政」という立場であるが、「立法」という面から考えると、霊感商法を取り締まる方法はあると思う。
霊感商法を詐欺罪または恐喝罪だけで取り締まるには限界がある。
別の業界の事件で説明すると、「ミートホープ」の食肉偽装事件では、経営者は、まず不正競争防止法違反容疑で逮捕され、その後、詐欺容疑で逮捕された。
食品については、食品衛生法等があるが、一つの事業には許認可とそれに関わる法律がつきものと言える。
もっと身近な例だと、自動車運転免許がある。
まず、免許を取得しなければ、運転できない。無免許運転は当然罰せられる。
免許を取得しても、道路交通法を守らなければ、これも罰せられる。
飲酒運転等、事故を起こさなくても罰せられるのである。
そして、人身事故を起こせば、現在「自動車運転過失致死傷罪」または「危険運転致死傷罪」（刑法）が適用される。
しかし、霊感商法というのは適用される法律が非常に少ない。
いきなり刑法の詐欺罪等を適用することになる。
ここに問題があると思う。
宗教法人であれば、文部科学省や都道府県が監督官庁となる。
「神世界」のように会社組織であったり、占い業を営む者は、基本的に監督官庁がないし、規制する法令がない。
占いを含め、鑑定を行うのに、
・何故「許可」が必要ではないのか？
・事業に関する法律がないのは何故か？
・監督官庁がないのは何故か？
・鑑定料の上限を法律で定めても良いのではないのか？
霊感商法に対して詐欺罪を適用しないまでも、何らかの法律を適用して、被害の拡大をくい止める手だてを考える必要があるはずだ。
「鑑定」については、許可制または届け出制にし、鑑定料には上限を設ける、そして、鑑定を行う場合は、霊能商品を自ら販売しないこと、また、鑑定に関わる商品を販売する業者を紹介しないこと等、霊感商法に繋がる恐れのある行為を制限するべきである。
インチキ霊能鑑定で、１件１０万円も取るようなこと自体規制すべきということだ。
また、放送法も改正して、霊感商法に繋がる番組も規制すべきだ。
このような法の網を設けることにより、霊感商法自体ハードルが高いものになり、ちょっとした違法行為も摘発の対象となる。
そうなれば、これまでの大がかりな捜査は必要なく、霊感商法の拡大をくい止めることは可能だと思う。
警察が摘発しやすいような法整備も必要と言える。
現在、テレビ局は総務省が監督官庁となっているが、直接監督することはほとんどなく、「第三者機関」を設けて、自主規制という立場をとっている。
この「第三者機関」とは、ＢＰＯのことであるが、現実的にはテレビ局を監督する機関ではない。
主目的は、「公権力の排除」・・
公権力を排除するために、自主規制を行っているように見せかけているに過ぎない。
それは、テレビ局が自ら作った放送倫理規定を堂々と無視しているところからよくわかる。
放送業界は無秩序状態であり、テレビ局が「占い」という法令の存在しない世界を放送すると無法地帯となる。
その無法地帯の代表が細木番組である。
視聴者は、細木番組が無法地帯に存在することを十分知った上で見るべきである。
2008-02-12 00:03
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印鑑で「霊感商法」容疑者４人逮捕へ…長野県警
「買わなければ不幸が続く」などと不安をあおり、高額な印鑑を売りつけたとして、長野県警生活環境課と松本署
などは、同県松本市の小売業「煌健舎(こうけんしゃ)」の販売員ら４人について、特定商取引法違反（威迫、困惑など）
の疑いで逮捕状を取り、１２日午前、同容疑で県内の事務所などの捜索を始めた。
容疑が固まり次第、４人を逮捕する方針。「開運印鑑商法」の被害相談は全国的に増えており、県警は悪質な
霊感商法とみて実態解明を進める。
調べによると、同社の販売員らは、２００６年ごろから、広告などを見て、悩みの相談に来た松本市内などに住む
２０～７０歳代の男女４人を事務所に呼んで、約４０万～７０万円の印鑑セットの購入を迫り、相手を困惑させた疑い。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080212-OYT1T00220.htm
犯行方法が細木のやり方に類似している点がいくつかある。
例えば「死ぬ」や「地獄に落ちる」といった恐怖をあおる悪言で脅して金銭恐喝するところが似ている。
by 犯罪撲滅 (2008-02-12 23:42)
この事件では、詐欺や恐喝罪の容疑ではなく、特定商取引法違反の容疑でした。
最終的には、詐欺又は恐喝罪を適用するかもしれませんが、やはり、まず刑法犯以外で逮捕します。
印鑑商法ですから、特定商取引法は提供しやすいのですが、単なる「鑑定」（人生相談）では、この法律の適用は難しいでしょう。
「鑑定」に対しては、新たな法律を作る必要があると思います。
by kaieda (2008-02-13 00:07)
細木の番組は「発掘あるある大辞典」と同レベルの捏造番組なんですね。細木は他宗教でいうとオウムや法の華に詐欺手口が似ている。
by NO NAME (2008-02-13 23:10)
細木はマルチ商法！
細木はネズミ講！
細木は悪徳霊感商法！
細木は詐欺師！ペテン師！
細木は偽善者！
by NO NAME (2008-02-13 23:13)
ズバリで非常識のくせに昨日もマナー講座のおさらいを放送してた。おバカ丸出し！
by NO NAME (2008-02-13 23:15)
先週金曜日の「幸せって何だっけ」でも家系図を使って霊能鑑定をしたみたいだね。
by NO NAME (2008-02-21 13:39)
悪徳霊感商法をテレビを通じて放送するなんておかしな世の中になったものだね。
by NO NAME (2008-02-21 13:41)
犯罪者・細木数子がいつまでも野放し状態されているのがすごく不満！我慢の限界！
by NO NAME (2008-02-21 13:42)
細木数子って在日朝鮮人？
by NO NAME (2008-02-21 13:43)
詐欺師を先生呼ばわりするのが納得いかない。
by NO NAME (2008-02-21 13:44)
久しぶりに家系図を使って霊能鑑定するようになったのは
細木教信者を勧誘しているとしか思えません。
さすが悪徳霊感商法の常習犯！
by NO NAME (2008-02-21 13:47)
警察は善良な国民の味方だと思っていたのに動こうとしないので当てにならない。頼りにならない。
by NO NAME (2008-02-21 13:48)
3月一杯で終わるというけど、途中で逮捕されたらいいのにと願う今日この頃です。
by NO NAME (2008-02-21 13:49)
他の悪徳霊感商法事件では教祖が逮捕されるのに警察は細木には甘いんだろな？警察も細木が怖くてビビったとか？
by NO NAME (2008-02-21 13:51)
信者から死者が出てからでは遅すぎる。さっさと細木を逮捕して欲しいです。警察さん！
by NO NAME (2008-02-21 13:52)
霊感商法で高額な売買契約 販売員４人逮捕
松本署や県警生活環境課などは１２日、客の不安をあおる、いわゆる霊感商法で、高額な印鑑の売買契約を結んだなどとして、
特定商取引法違反（威迫）の疑いで、松本市両島の有限会社「煌健舎（こうけんしゃ）」の販売員４人を逮捕した。同社や塩尻、安曇野市の営業所など
十数カ所を家宅捜索。ほかにかかわっていた社員がいないかも含め調べている。
４人は、安曇野市豊科高家、長瀬梅子（６３）、同市三郷明盛、中村さやか（４５）、塩尻市広丘高出、千野百合子（５６）、松本市笹賀、粟津孝子（５２）の各容疑者。"
http://www.shinmai.co.jp/news/20080213/KT080212FTI090023000022.htm
霊感商法事件 販売員の女を逮捕
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20080216-OYT8T00799.htm
松本市の有限会社「煌健舎(こうけんしゃ)」販売員山口妙子容疑者（４６）（安曇野市豊科）を特定商取引法違反（威迫、困惑など）の疑いで逮捕した。
霊感商法で印鑑販売 松本署など「煌健舎」の４人逮捕
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20080213/CK2008021302086968.html
by 情報 (2008-02-23 22:24)
非科学的な六星占術や大殺界なんてものはこの世に存在しない！
全部デタラメの大嘘だよ。
by 細木じゃなくて太木 (2008-02-25 13:55)